平成９年度指導員検定会理論問題
● 問１
次の文はスキー技術のしくみについて要約したものである。各文の空欄に適切な言葉を下
群から選び記号で答えなさい。同じ言葉を何回使ってもよい。
（１）スキー運動における推進力は（ １ ）によってあたえられる。
（２）ターンは、スキーヤーとスキーが雪面から（ ２ ）を受けて、斜面に曲線を描く（ ３ ）とスキーヤーが自分の筋力でスキーをターン弧にそってまわしていく（ ４ ）の、二つの組み合わせで成り立っている。
（３）物体が、（ ５ ）をするには、回転の中心に向かう力｛（ ６ ）｝が作用しなければならない。スキーの回転で主に作用する力は、雪面からの（ ７ ）である。スキーヤーが回転に必要とする（ ８ ）は、次の動作によって得られる。
�．好�ーヤーがスキーよりもターンの内側に位置を変え、（ ９ ）と筋力によって、回転外向きにスキーを押す力｛（ １０ ）｝を働かせる。
�◆福。隠院 砲砲茲詢呂鮗�け止め、ターンの内側向きに働く（ １２ ）をとらえるように、回転内側の
（ １３ ）を行う。
��（ １４ ）によって、進行方向に対しスキーの先端の向きを変える｛（ １５ ）｝をつくる。
（４）回転はスキーと身体の位置関係を適切に作っていくこと｛（ １６ ）｝とスキーと
雪面の間に生じる力の調整｛（ １７ ）｝による運動といえる。
（５）スキーヤーは、身体運動によって、雪面に働きかける力の（ １８ ）や、作用させ
る（ １９ ）、それに（ ２０ ）を調節することによって、重い通りに速度やターン弧
の大きさをコントロールすることができる。
ア．抵抗力 イ．向心力 ウ．時間 エ．回旋運動
オ．重力作用
カ．荷重 キ．角づけ ク．抵抗 ケ．ポジショニング
コ．量
サ．エッジング シ．雪面抵抗 ス．迎え角 セ．体重
ソ．方向
タ．回転運動
● 問２
バランスをとるうえでの、基本となる姿勢について３項目あげなさい。
● 問３
関節の運動（骨格運動）のかたちを３つあげ、簡潔に説明しなさい。
● 問４
財団法人全日本スキー連盟が、提唱する「安全のための１０則」を項目のみあげなさい。
● 問５
次の文はスキー学習について述べられたものである。空欄に適切な言葉をいれ文章を
完成しなさい。記号が同じ箇所は同じ言葉である。
学習は、スキーを学ぶ一人ひとりが自己の（ １ ）を実現するために（ ２ ）の方法を発見し、動きをつくりだしていく、生き生きした活動でなければならない。スキーを学ぶ一人ひとりの（ ３ ）な学習があって、はじめて効果的な学習を望むことができる。（ ３ ）な学習を進めるには本人の（ ４ ）がなければならない。（ ４ ）は、次のような条件を満たすことで強められ、楽しさや、充実感のある学習活動が続けられる。
�ゞ�い（ ５ ）を持つ
��学習の（ ６ ）を認識する
�８朕佑痢福。掘 砲鳳�じて、成功による喜びが体得できる学習内容が考えられる。
�っ膣屬閥�力して活動できる。また、適切な（ ８ ）がえられる。
�コ惱�活動による（ ９ ）が実感でき、学習活動の結果が（ １０ ）できる。
● 問６
次の文は、フィードバックとフィードフォワードについて説明したものである。空欄に適切な言葉を
いれ文章を完成しなさい。
運動学習は、目的とする（ １ ）と結果として現れた（ ２ ）とを比較し、その差を少なくしようとする
（ ３ ）の過程としてとらえることができる。フィードバックは、結果を感じとり検討する事から、（ ４ ）ともいえる。フィードバックに対し、運動の直前に、（ ５ ）修正するのがフィードフォワードである。
● 問７
問７
次の文は、アルペン競技について説明したものである。空欄に適切な数字を入れて完成しなさい。
・スラロームの旗門の幅は（ １ ）で、旗門の数は男子が（ ２ ）、女子は（ ３ ）である。
・ジャイアントスラロームの旗門の幅は（ ４ ）で、旗門の数は、標高差の（ ５ ）である。
● 問８
スキーは、生涯スポーツとしてすぐれた特性がある。生涯スポーツとしての観点から次の
設問に答えなさい。
設問１．生涯スポーツとしての特性を５つあげなさい。
設問２．次の文は、指導活動の方向として大切な要点をのべたのもです。文中の空欄に適切
な語句を記入し完成しなさい。
�ヽ惱�活動が、学ぶ者の（ １ ）欲求に即したものであり、学ぶ者自身の目的を達成するための
活動であること。
��学習活動は、学ぶ者の（ ２ ）や（ ３ ）にあった活動水準、挑戦水準であること。
�２歛蟆魴茲里燭瓩量棲里福福。粥 砲函△修涼�成のための正しい方法や手段（技術）
を、学ぶ者自身がとらえていること。
�こ悗崋坩貎佑劼箸蠅忙愼海量椶鮓�け、運動から疎外されているものを孤立させない（５ ）も欠かすことができない。また、学ぶ者が互いに（ ６ ）できる雰囲気をつくる考慮も必要である。
●問９
指導教本の実地指導でのレベル４は、パラレルターン実現の過程であるが、この段階の指導の
ねらいをあげなさい。
●問１０
プルークターンにみられる内脚、内スキーの動きの特徴を述べなさい。
●問１１
次の文は、中高年がスキーを実施するに当たって、特に安全面で配慮すべき事項をあげた
ものです。文中の空欄に適切な語句を入れて文章を完成しなさい。
�．灰鵐妊轡腑縫鵐阿鳩鮃�管理
（ １ ）を十分に把握し、良好な（ ２ ）で実施することが大切である。高齢者は事前に（ ３ ）を受けることが望ましい。
�◆福。粥 砲隆浜�
（ ５ ）にならないよう、運動量、気象条件などを考慮し、適宣（ ６ ）をとるようにする。
また、疲労を翌日に持ち越さないことが原則である。
�３蟾潺魁璽垢料�択と衝突回避
滑降コースの（ ７ ）、（ ８ ）、（ ９ ）は事前に調べ、無理なく、（ １０ ）に最後まで滑り降りれる
コースを選択する。
(注）これは問題集だけ記載しており回答はありませんのであらかじめご了承下さい。
