2001年度 愛知県スキー連盟準指導員検定理論問題


1.自発的な学習意欲を進めるには、本人の「やる気」が必要です。次の文章は「やる気」を強める
  条件について述べたものです。「  」欄に適語をA表より選び番号を入れなさい。

  (1)強い「  」をもつ。
  (2)学習の「  」を認識する。
  (3)個人の「  」に応じて、成功による「  」が体得できる学習内容である。
  (4)仲間と「  」して活動ができる。また、「  」の適切な「  」が得られる。
  (5)学習活動による「  」が実感でき、「  」の結果が「  」できる。


2.生涯スポーツとしての特性について述べたものです。「  」欄に適語をA表より選び番号を入れなさい。

  (1)自然との接触によって、新たな発見や「  」が得られる。
  (2)スピード感あふれる運動は、スリルに富み「  」、快適さは他の運動の比ではない。
  (3)運動スペースの選択、運動の方向、運動の組立てが自由であり、「  」が可能で創造性豊かな
    スポーツである。
  (4)外力の効率のよい使い方を学ぶことで「  」楽しめる。
  (5)技術程度や「  」に応じて楽しめる。
  (6)体力、「  」、性別、階層などに関係なく「  」活動ができ、人間関係改善したり交流を
    深めることができる。
  (7)比較的短時間の学習で「  」が認められるので、達成の喜びや「  」が大きい。
    次への具体的努力目標(挑戦)が立てやすい。
  (8)シーズンとオフシーズンが明確で、シーズンオフにおける「  」も大きく、興味の持続性がある。


3.次の文章は、運動学習とフィードバックについて述べたものです。「  」欄に適語をA表より
  選び番号を入れなさい。

  フィードバックに求められるものは、次に示すようなことがらです。
  (1)正しい動作の基準として、「  」がとらえられていること。(動きの基準)
  (2)過去の運動経験によって、「  」の手がかりとなる「  」を持っていっること。(運動体験、動きの知識)
  (3)結果としての、「  」の良し悪しが感じられること。(「   」)

4集中法と分散法についての文章です。「  」欄に適語をA表より選び番号を入れなさい。


集中法は、「  」をほとんど入れないで、連続的に練習する方法で、分散法は、「  」する練習の間に
休憩を適当に入れる方法です。
(1)集中法は、課題への「  」が高い場合に「  」である。
   分散法は、疲れやすい「  」であったり、課題が難しく、興味が続かないようなときに有効である。
(2)集中法は、技術の「  」を目指すのは良いが、反面、誤った「  」やイメージを消したり、修正することが出来る。
(3)分散法は、具体的な練習効果が認識しやすく、次の課題を「  」ことが出来る。
   練習効果を「  」するにも有利である。

5.事故発生のメカニズムで事故の要因は、人的要因すなわちスキーヤー、スノーボーダー側
  の要因と環境要因との2つに大きく分けることが出来る。下記、環境要因について
  「  」欄に適語をA表より選び番号を入れなさい。


  「  」(急斜面、アイスバーン、コブ、樹木、ラフ、建造物、石  等)
  「  」(吹雪、霧、風、雨、気温   等)
  「  」(混雑、スキーヤーの流れ   等)


6.SAJの安全10則について、「  」欄に適語をA表より選び番号を入れなさい。


  (1)「  」を忘れずに
  (2)「  」事故のもと。
  (3)「  」はケガのもと。
  (4)「  」不足はケガのもと。
  (5)「  」!「  」!「  」の中で
  (6)「  」や「  」やめましょう。
  (7)「  」も調節次第。
  (8)「  」安全第一
  (9)「  」こそがスキーのやめどころ。
  (10)「  」なら無理をしないこと。


      A  表

1. 動きの評価 2. グループ 3. 練習内容 4. 運動 5. 期待感
6. 保持 7. 割り込み 8. 無理なスピード 9. 感動 10. 準備運動
11 .学習活動 12. 指導者 13. 自己評価 14. 天候 15. 助言
16. 斜面状況 17. 固定化 18. 安全締具 19. コース 20. 無理な追い越し
21. 協力 22. 体力 23. イメージ 24. 技能レベル 25. 年齢
26. 止まるな 27. 動機づけ 28. 課題 29. 反復 30. 睡眠
31. もう1回 32. 動作 33. 愛 34. 喜び 35. 爽快さ
36. 自己実現 37. 判断する 38. 満足感 39. 運動プログラム 40. 事故
41. 人的環境 42. 目的意識 43. 休むな 44. 自信過剰 45. 効果的
46. 上達 47. 服装整え 48. 休憩 49. 長時間 50. 進歩



7.次の文章はスキーの楽しさについて「   」欄に該当する語句をB表より選び番号を入れなさい。


スキー活動の楽しさは、「  」なものではないが、スキーであるかぎり“滑る”という運動自体の「  」を除くことは出来ない。
斜面の状況に対応し「  」を克服して「  」を維持する。
一瞬のアンバランスを復元するために、「  」が反応し、目的とする弧を描くために全身が自然に「  」する。
自己の能力に応じて、だれでもスピード感、「  」、躍動感を心地よい快感として得ることが出来る。
普段は考えもしなかった自分の身体と心に向かい合い新たな発見をする。
そんな「  」を体験することで私たちを夢中にさせる。それがスキーの楽しさである。


8.基礎スキー指導員規定の一部である。「   」欄に該当する語句をB表より選び番号を入れなさい。

任 務)
第1条  指導員、準指導員、文部大臣認定「スポーツ指導員の知識・技能審査事業」による「  」並びに
      「  」における指導員(以下「指導員」という)は、「  」として自覚と「  」をもって
      その「  」に努めなければならない。
(義 務)
第4条  指導員は、次の各号に揚げる義務を負うものとする。
      1.指導員の「  」を完遂するため、積極的に「  」に出席するものとする。
      2.指導員は、「  」には、「  」しなければならない。

9.スキー指導者に必要な資質について「   」欄に該当する語句をB表より選び番号を入れなさい。

これからのスキー指導者は、多様な対象の人びとの、多様な欲求に応じることのできる資質をもち、
学習者の自発的な学習を引き出し、支援できるタイプが望まれる。
『より高い「  」に加え、より深い「  」、より広い「  」とより豊かな人間性』を備えていることが
求められるようになったのです。生涯スキーの指導者としては、「  」にとどまることなく時には人生のよき
アドバイザーとしての役割りを担うこともあります。

10.下記の説明に対して該当する語句を「   」欄にB表より選び番号を入れなさい。


(1)物体が円運動(ターン)をするときに、円の中心向かって働く力。                「     」

(2)ターンの切り換え局面において、身体重心の軌道とスキーの軌道が交差すること。     「     」
(3)進行方向に対して、スキーを横向きの状態にした場合、スキーの長軸方向と進行方向
   がつくる角度。この角度が大きいと横ずれが多く、小さいと横ずれが少ない。         「     」

(4)弧を描いて進行方向を決めていく局面。                               「     」


11.スキー動作の調節機構に関する文章である。「   」欄に該当する語句をB表より選び番号を入れなさい。
(同じ用語を2度用いてもよい。)

  

身体動作を発現するには、外部の情報を「   」や内耳の「   」および筋の「   」からの情報や足裏の圧感覚などの
「   」を「   」で感じ取り、その情報を「   」により中枢神経系へ伝達する。
中枢神経により処理、判断し企画された運動命令は「   」により「   」である筋や腱に伝えられ運動として発現する。
実際に行われた運動の調節は、再度「   」から入力され中枢神経で処理・判断され最適に修正される。
修正された運動命令は「   」により「   」へ伝えられる。これを「   」という。
それに対して予測情報をもとに次の動作を予想して運動開始前に運動プログラムをセットして運動することを「   」という。

12.筋収縮の様式について述べた文章である。「   」欄に該当する語句をB表より選び番号を入れなさい。
(同じ用語を2度用いてもよい。)
 

雪上において準備運動として膝の屈伸運動を行った。膝関節を屈曲した姿勢から膝関節を伸展する場合、大腿四頭筋の収縮様式は
「   」収縮となる。またスキー板をかついで斜面を下る時の大腿四頭筋の収縮様式「   」収縮である。
この2つの収縮様式を総称して「   」収縮と呼ばれている。
平滑な中斜面を股関節と膝関節を少し屈曲した中間姿勢で直滑降している時
大腿四頭筋の収縮様式は
「   」収縮
と呼ばれる。

13.下記文章の「   」欄に当てはまる数字をB表より選び番号を入れなさい。
(同じ用語を2度用いてもよい。)
 


2000年10月22日(日)FIS理事会決定事項の中で、DHとSG競技の最低スキー長(スキーの形状通りに測定)
は女子「   」cm・男子「   」cmと決定された。

14.下図又は文章は養成講習会及び教程「指導理論編」のカービングターンのメカニズムを
   示したものである。「   」欄に当てはまる数字をB表より選び番号を入れなさい。

下図1に示す斜度αの斜面で水平面を基準にしてスキーを水平面から山側へ角付けすることにより重力Wのスキーに
横向きの成分Wxを生み出しスキーの「   」への「   」による力を効果的に利用することで可能となる。
ターン運動を導く回転モーメントは図2のように示されており、スキーの横向きの力Wxとその反力Fx、スキーの長軸方向の力
Wyとその反力Fyの作用点の位置がずれている事から、スキーに「   」が生じこれが「   」と重なってスキーの
ターン運動が導き出されている。


        B  表

1. 公転運動 2. 前庭器 3. 指導技術 4. 160 5. 感覚受容器
6. 運動効果器 7. 遠心性神経 8. 155 9. 求心性神経 10. 生涯スキー
11. 重 心 12. 専門知識 13. 視 覚 14. 175 15. 筋紡鍾
16. フィードバック制御 17. 落下運動 18. 回転モーメント 19. 教養 20. 横軸方向
21. 技術指導 22. フィードフォワード制御 23. スキー界の先達 24. 体性感覚 25. 自 覚
26. 普及発展 27. フリチョフ・ナンセン 28. リズム感 29. 任務 30. 感動や実感
31. 不安定感 32. 完 遂 33. 等張性 34. 感応 35. バランス
36. 伸張性 37. 画一的 38. 文部大臣認定 39. 向心力 40. 商業スポーツ施設
41. 地域指導者 42. 短縮性 43. 誇 り 44. 楽しさ 45. 積極的
46. 舵とり 47. クロスオーバー 48. 身体と心 49. 加盟団体の事業 50. 等尺性
51. 優先的に参加 52. 指導員研修会 53. 等速性 54. 迎え角 55. SAJ
(注)これは問題集だけ記載しており回答はありませんのであらかじめご了承下さい。